生涯に亘って受け止めのできる法人を目指して

社会福祉法人むさしの郷

秋の信州へ【むさしの青年寮】

10月12日(金)前日からの雨も上がり、秋晴れの中、みのりファミリーの旅行に行って来ました。行先は長野県です。秋といえば……食欲の秋!ということで、まさに食い倒れツアー。まずは、信州名物「おやきづくり」。地元のお母さんが教えてくださいました。中に具材を入れて、生地を丸めるのには皆さん一苦労。そうして蒸しあがったおやきは、ホカホカでおいしそう。でも、ここで食べてしまうとお昼が!なので、ひとまず袋に入れて、昼食会場に。昼食は「きのこづくしご飯」。大きな鍋に入ったきのこ汁は絶品。次は、電車好きの利用者お待ちかねの「ハーモニカ列車」に乗車。電車の中で車掌さんがハーモニカを吹いてくれるので、皆でそれに合わせて唄います。廃線の危機を打開しようと始まった取り組みのようです。大きい声で唄ったら小腹が空いたなあ。よし、さっきのおやきを食べよう。皆さんペロリ。
さてさて、バスで移動してお次はりんご狩り。(まだ食べるの?なんて声が聞こえて来そうですが。)ここで、普段はあまり感情を表現しない利用者さんが、たわわに実るりんごを見て「うわー!りんごだ!これ取って食べていいの?」ととっても嬉しそうに聞いて来ました。「もちろんですよ。たくさん食べましょう。」その方は「そろそろ帰りましょうか。」と声を掛けるまで、もぎたてりんごに夢中でした。こんな表情を見たのは初めてかも知れません。
まだまだ私が知らない利用者さんの顔がたくさんあります。そんな新たな一面を引き出せる行事を、これからも企画していけたらと思います。(徳江)