生涯に亘って受け止めのできる法人を目指して

社会福祉法人むさしの郷

夏祭りを終えて【ながい寮 職員】

今年もながい寮の夏祭りを楽しく終えることができました。私は主に午後の部のコンサートを毎年担当させて頂いております。どうやって利用者さんや来てくださる保護者の方々、ボランティアさん、職員に楽しんでもらおうかと、40分かかる通勤の車の中で、音楽を聴きながら企画、ネタを考えています。そのネタを考えている時間がとても楽しく、通勤時間も苦になりません。今までの数々のネタは通勤時間に生み出されています。

コンサートの企画、構成が決まっても、それを実現させるためには、職員の皆さんの協力が必要です。それぞれに、準備、役割をお願いしています。私は、企画、発想という所は得意分野なのですが、準備、作り物等が得意ではないので、そこを皆さんが補ってくれています。思いつきでものを言ってしまうこともありますが、それを形にしてくれています。本当にすごいなと思っています。それぞれの得意分野を生かすことによって、成り立っているということを感じます。

また、それ以上に感謝していることは、普段の業務、介助をいつものようにやってくれている職員さんに対してです。行事の運営に携わっていなくても、盛り上げ役になってくれたり、急なお願いを聞いてくれたり、本当に感謝しています。

担当だけが目立ってしまいがちですが、みんなで作りあげているということを忘れてはいけないと思っています。

夏祭りへの関わり方は違っても、職員の思いは「利用者さんに楽しんでもらいたい」ということで同じだと思います。それにはまず職員が楽しむことです。楽しい気持ち、雰囲気というものは伝わるものです。私も、構想、準備の段階から本当に楽しくやらせていただいています。回を重ねるごとに利用者さんや保護者の方々、ボランティアさん、職員が一緒になって楽しめる夏祭りになってきていると思います。45歳になってもういい加減バカなことはやめようかなと思う反面、まだまだ若い者には負けんという気持ちもあります。きっとまた来年も何かやっているんだろうなあ。ながい寮の皆さん、温かい目で見てやってください。よろしくお願いします。(牧)