生涯に亘って受け止めのできる法人を目指して

社会福祉法人むさしの郷

2年目になって

けやき寮に入職してから2年が経ちました。
この職を選んだきっかけは、自分の兄妹に知的障がい者がいる環境で育ち、小さい頃から一緒に過ごす時間が多く、障がいを持った方達に携われる仕事がしたいと思いけやき寮に入職しました。
初日の印象は利用者さんの作業能力の高さ、職員間との連携が見事に取れていて、自分もこの中でやっていくのだと心の中で期待とともに不安もありました。
入職してすぐの頃、「指導」と「支援」とは何が違うのだろうかと、悩む時期がありました。どのようにしたら皆さんに受け入れてもらえるのだろうか、どの様に伝えたら気持ちが届くのだろうかと、毎日とても心が苦しい日が続きました。そんな時、先輩方からアドバイスやたくさんの励ましの言葉をいただき、今ここで挫けていたら何も始まらないのだと思いました。先輩達の支えにより、今では少しずつではありますが話を聞いてくれる利用者さんも増えてきています。
1月を迎えて丸2年となりますがこの2年間でたくさんの事をけやき寮で教わりました。
一つ目は、過剰な優しさはある種の「依存」につながり自立の妨げになり、彼らの「できること」を奪う可能性があること。利用者さんの特性や性格を理解した上での見守りの必要性と支援タイミングの難しさです。
二つ目は、気づくということの大切さ。利用者さんの中には自分の意思を上手く伝えられない方もいらっしゃいます。日頃からコミュニケーションを取ることで、皆さんの要望に気づき、対応、支援することが安全で暖かみのある生活につながるのだと思いました。
そのためにも情報を共有し、何でも相談出来る職場にしていけるように自分自身も日々努力を惜しまず、いつか後輩が入った時に先輩方から受け継いだことを伝えていけたらと思います。
まだまだ力不足ですが、けやき寮を今以上に環境の良い場所に出来る様に頑張っていきたいと思います。(けやき寮 小田)